当会が「白山や石川県夕日寺健民自然園などでの自然解説活 動を中心に、自然保護思想の普及啓発に尽力した」として、 2005年12月15日「自然保護功労者知事表彰」を受けまし た。

 

ここに、当会の活動にご支援を頂いた関係当局や関係機 関の皆様に厚く御礼申し上げます。

白山国立公園指定40周年記念で
当会が特別表彰(石川県知事感謝状) 

(2002年8月3日白山室堂センター前にて知事と共に)


1.当研究会発足の経緯  

昭和57年に石川県では白山を訪れる方々に自然解説を行っ てもらうため、「白山自然解説員養成講座」を開講しました。 受講した54名が「石川県自然解説員」となり、この年7月か ら白山国立公園における「自然観察会」を主とした解説活動 がスタートしました。

 

翌年には自主的な運営として「石川県 自然解説員研究会」を設立しました。  

発足以来、当研究会は石川県の委託を受け、白山にとどま らず県内各地での「自然観察会」を主とした解説活動を行っ ています。  

当時、隣県の富山県では既に「富山県ナチュラリスト研究 会」が発足していましたし、「城端町ナチュラリスト」とい ったグループも活動していました。

当会においても、こうし たグループとの意見交換会を行い、解説活動の資質の向上に 努めてきました。

 

2.当研究会の活動方針  

当会の目的は、会則にも定めておりますが、「ボランティ ア精神に基づき自然解説活動を行うとともに、自然解説員と しての資質の向上並びに、石川県内における自然環境の保全 及び自然保護思想の啓蒙普及と、会員相互の親睦を図ること を目的とする。」の会則条項の通りであります。

 

こうした活動理念に基づき微力ではありますが努力を積み 重ねております。  

今日では、活動範囲も白山国立公園に限らず、金沢近郊・ 加賀地区・能登地区にも及んでおります。

ここに私達の活動 の一端をご紹介し、皆様のご指導ご鞭撻を戴き今後の活動の 礎としたいと考えます。

 

 

3.当会員の現況  

当会員数は現在100名(2017年)です。 会員の得意分野及び職業別構成をご覧ください。

私たちは、職業・年齢・性別を問わず。根っからの自然大好 き人間の集まりです。

今後、自然により深く親しみたいと思う人々が増え、また私 たちの仲間の輪が脹らんでいくことを望んでいます。

 

 

  ◆当会が出版編集もしくはたずさわった出版物  

○20周年記念誌「おとしぶみ」かが・のと 発刊(2003年12月)表紙イメージ  

○会報「おとしぶみ」年4回発行  

○10周年記念誌「おとしぶみ」かが・のと 発刊(1995年5月)  

○白山ガイドマニュアル(石川県白山自然保護センター)2000年3月  

 

 

○いしかわの自然を楽しむ(楓書房)2001年4月 初版 ・2006年4月 改訂版 ・2010年追補版